建設工事保険は、着工から引渡しまでに予測されるさまざまな事故による損害を補償し、建設工事にまつわる不安を解消するのに役立ちます。
建設工事保険では、住宅、ビルなどの建物の建築工事(増築、改築、改装、修繕工事も含まれます。)が対象となります。ただし、以下のような工事は建設工事保険ではお引き受けできません。
保険金額は対象工事の請負金額(※)と同じ額でご契約いただきます。
なお、保険金額が請負金額を下回る場合には、事故の際に損害保険金の全額が支払われない場合があります。
※請負金額に、設計費用など再築時には発生しない費用が含まれているときはその費用を差し引きます。また、請負金額に支給材料費が含まれていないときはその金額を加算します。
原則として対象工事の開始の時(始期)から工事の対象物の引渡しの予定時(終期)までとします。
ただし、基礎工事を保険の対象に含めないでご契約されるときは、基礎工事完了のときを保険の始期とします。また、工事の対象物の引渡しを必要としないときは、その工事が完了したときを保険の終期とします。
保険の目的は工事現場における以下のものとなります。
(注1)以下のものは保険の対象に含まれません。
(注2)工事現場とは、工事の対象物が建築される場所をいい、保険証券に明記します。ま た、工事用仮設建物または資材置場等などが、工事現場から離れて設置される場 合は、当該工事専用のものであれば当該場所を保険証券に明記すれば工事現場に 含めることができます。